ブックメーカーのギャンブルの知識
ブックメーカーとは主に欧米で賭けの胴元を営んでいる業者のことですが、ギャンブルの知識として知っておいて損のないことは、別に賭けの対象は欧米のものだけではないことです。賭けの対象となっているのはスポーツが多いですのでスポーツに絞って話しをしますが、欧米で行われているスポーツだけが賭けの対象になっているわけではなく、ブックメーカーによっては例えば日本のスポーツも賭けの対象にしています。例えばJリーグ、プロ野球、大相撲といったものが挙げられます。
もちろん日本の競馬もあります。常識的な知識として、ブックメーカーの払戻率は日本の公営競技としての競馬の払戻率とは比較にならないくらい高いです。競馬では全ての人の賭け金を合計し、その3割程度は初めから、つまりどの馬が勝とうとも、主催者側が差し引いてしまっています。残りの約7割程度のお金について、勝ち馬に賭けた人の間で分配しているというのが現状です。
一方でブックメーカーではこのようなことはありません。払い戻し率は9割を越え、95%程度というのが平均です。これはもはや賭けの胴元というような表現の仕方は公平ではないでしょう。手数料ビジネスであり、いわば両替商のようなものです。